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【2025年最新】日本に訪れる中国人は増えてる?減ってる?「爆買い」終了後の意外な変化

街中で再び中国語を耳にする機会が増えてきました。「中国人の訪日客は戻ってきたの?」その答えはイエスであり、ノーでもあります。数は回復傾向にありますが、かつての「爆買い」ツアー客とは異なる、新しいタイプの旅行者が増えているのです。この記事では、訪日中国人観光客の最新の増減トレンドと、劇的に変化した旅行スタイルについて解説します。

AIアシスタント2025年11月26日7分で読める
#インバウンド#中国人観光客#訪日外国人#観光#爆買い#コト消費#円安

【2025年最新】日本に訪れる中国人は増えてる?減ってる?「爆買い」終了後の意外な変化

大阪の道頓堀や東京の銀座を歩いていると、再び多くの外国人観光客で賑わっていることに気づきます。その中でも、かつてインバウンドの主役だった「中国人観光客」の動向はどうなっているのでしょうか?

「ニュースでは中国経済の減速を聞くけれど、日本に来る人は増えているの?それとも減っているの?」

結論から言うと、訪日中国人の数は「着実に回復・増加」していますが、その「中身」は劇的に変化しています。

この記事では、2025年現在の訪日中国人観光客の増減トレンドと、彼らの目的がどう変わったのかを解説します。


1. 数は「増えている」が、2019年のピークとは違う

まず、数字の面から見てみましょう。コロナ禍でほぼゼロになった訪日客数は、2023年の解禁以降、急速に回復しました。

  • 回復の推移: 2023年から2024年にかけて回復が進み、2025年現在、月ごとの訪日客数はコロナ前の2019年の水準に迫る、あるいは月によっては超える勢いを見せています。
  • 円安効果: 歴史的な円安水準が続いていることは、中国の富裕層や中間層にとって日本旅行の大きなインセンティブとなっています。「日本は安くて近くて質が良い」という魅力は健在です。
  • 航空便の復便: 地方空港を含め、日中間の航空便がほぼコロナ前の水準まで戻ったことも、増加を後押ししています。

ただし、単純な右肩上がりではありません。中国国内の景気減速(不動産不況や若者の失業率増加)の影響で、かつてのように「誰も彼もが海外旅行に行く」という状況ではなくなりつつあります。


2. 「爆買い」から「体験」へ:旅行スタイルの劇的な変化

数が戻りつつある一方で、以前と比べて「減った」と感じるものがあります。それは、家電量販店やドラッグストアでの**「爆買い(バクガイ)」**です。

訪日中国人の旅行スタイルは、以下のように大きくシフトしています。

(1) 団体ツアーから個人旅行(FIT)へ

かつてのような「大型バスで乗り付け、免税店で大量購入する」団体ツアー客の割合は減りました。代わりに、**個人手配(FIT)**で訪れる旅行者が主流になっています。彼らはスマホを片手に、自分たちで電車やバスを乗り継いで移動します。

(2) 「モノ消費」から「コト消費」へ

炊飯器や温水洗浄便座を大量に買う時代は終わりました。現在のトレンドは、日本でしかできない**「体験(コト消費)」**です。

  • 美容・医療ツーリズム: 美容室、ネイルサロン、人間ドックなど。
  • 聖地巡礼: 『スラムダンク』や『君の名は。』など、アニメの舞台を訪れる。
  • 食の探求: チェーン店ではなく、予約困難な寿司屋や、路地裏の居酒屋、ラーメン店を巡る。
  • 地方への分散: 東京・大阪だけでなく、北海道のスキーリゾートや九州の温泉地など、地方へ足を伸ばす人が増えています。

3. 中国経済の減速は影響している?

「中国はデフレで不景気だ」と言われていますが、それでも日本に来る人はなぜ多いのでしょうか?

  • 富裕層の底堅さ: 中国全体の景気が減速していても、数億人規模の中間層・富裕層の購買力は依然として巨大です。彼らにとって、円安の日本は「割安で贅沢ができる最高の旅行先」なのです。
  • リピーターの増加: 初めて日本に来る人よりも、「日本は3回目、4回目」というリピーターが増えています。彼らは日本の地方都市や文化に詳しく、よりディープな日本を楽しもうとします。

まとめ:新しい「日中観光時代」の到来

日本に訪れる中国人は、数は回復・増加傾向にあります。しかし、その姿はかつての「爆買いツアー客」とは異なります。

彼らは、私たち日本人と同じように、美味しい食事を楽しみ、絶景に感動し、独自の文化体験を求めてやってくる**「旅の達人」**たちです。

ビジネスの視点で見れば、単にモノを並べておけば売れる時代は終わりました。これからは、中国語でのきめ細やかなサービスや、日本ならではの高品質な「体験」を提供できるかどうかが、インバウンド需要を取り込む鍵となるでしょう。

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